ビットコイン 7万4000ドル FRB会合が「最大の壁」、パウエル発言次第で急変も

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暗号資産市場ではビットコインが7万4000ドル付近で推移している。3月19日に予定されるFOMCの結果を前に方向感が出にくい状況が続いており、パウエル議長の発言内容が今後の相場を左右する最大の材料として意識されている。

ビットコインは7万4000〜7万6000ドルのレンジで推移

コインデスクの報道によると、ビットコインは前夜に一時7万6000ドルまで上昇したものの、その後は7万3960ドル付近まで押し戻された。イーサリアムは2319ドル(前日比-0.73%)、XRPは約1.50ドルで推移している。

株式市場ではナスダックが+0.5%、S&P500が+0.25%と堅調な動きを見せており、リスクオンの雰囲気は続いているものの、FRBの政策決定を前に仮想通貨市場も様子見ムードが広がっている。

「利下げ先送り」観測が重しに

K33 Researchのヘッドであるヴェトル・ルンデ氏によると、7月までの金利据え置き確率が前月の22%から60%へと急上昇しており、利下げは2026年後半以降に先送りされるシナリオが台頭しつつあるという。

中東情勢の悪化による原油高が続く中、ディーゼル価格は12月比70%高の1ガロン5ドル超に達している。こうしたインフレ圧力がFRBの利下げ余地を圧縮しており、リスク資産全般への逆風となっている。

ビットフィネックスが警告する「最悪のシナリオ」

ビットフィネックスのアナリストは「朝のPPIが高い数字となり、さらに午後のパウエル氏がタカ派発言をした場合、株式・仮想通貨を含むリスク資産に最も打撃を与える組み合わせになる」と警告している。

一方でシティグループはビットコイン・イーサリアムの価格目標を引き下げており、機関投資家の間でも慎重な見方が広がりつつある。

テクニカル面での注目水準

FXStreetの分析によると、ビットコインは7万4000ドル付近で推移しており、2月初旬以来のもみ合いレンジを上抜けた状態を維持している

主要なテクニカル水準:

  • サポート①:7万2942ドル(50日指数移動平均線・EMA)
  • サポート②:6万6497ドル(スーパートレンド指標)
  • サポート③:7万1000ドル(直近のレンジ上限、今後はサポートとして機能)
  • レジスタンス①:7万6000ドル(直近高値、23.6%フィボナッチ・リトレースメント)
  • レジスタンス②:7万8000〜8万ドル(チャネル上抜け後の次の目標水準)
  • レジスタンス③:8万5000ドル(38.2%フィボナッチ・リトレースメント)

MACDは日足チャートでシグナルラインを上回り、ヒストグラムもプラス圏を維持しており、強気派が依然として優勢な状況を示している。RSIは61付近のニュートラルゾーンで推移しており、過熱感は見られない。

7万6000ドルを明確に上抜ければ7万8000〜8万ドルが次の上値目標となる一方、7万1000ドルを割り込むようであれば6万5000ドル方面への調整が深まる可能性がある。

今後の焦点はFOMCとパウエル発言

3月19日のFOMC後のパウエル氏の記者会見が最大の分岐点だ。

インフレへの警戒を強調するタカ派的な内容であれば米金利の高止まり観測が強まり、ビットコインを含むリスク資産に売り圧力がかかる可能性がある。一方、利下げ再開に前向きな発言が出れば一転して買いが入るシナリオも想定される。

原油高・インフレ・FRBの政策判断という三重の材料が絡み合う中、ビットコインは当面7万4000〜7万6000ドルのレンジ内での神経質な動きが続きそうだ。

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ホッホ博士
マネー比較ラボ編集部
金融市場・世界情勢・仮想通貨・FXに関するニュースや解説記事の作成、金融サービスの比較を行っています。
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