ビットコイン 中東緊張でも底堅く 7万ドル突破なるか?

中東情勢の緊張が高まり、原油価格が急騰するなど世界の金融市場に不安が広がる中でも、ビットコインは比較的底堅い動きを見せている。

市場分析会社K33は最新レポートで、ビットコインが極端な「売られ過ぎ」の状態にあり、構造的にも反発の条件が整いつつあると指摘した。一方、テクニカル面でも重要なサポートラインが維持されており、市場では短期的な反発シナリオが意識され始めている。

ビットコインは記事執筆時点で約6万8000ドル付近で取引されている。

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中東リスクでも崩れないビットコイン

K33のリサーチ責任者ベトル・ルンデ氏によると、最近の調整局面はすでにかなり進んでいる可能性がある。

ビットコインは6週間連続で下落しており、これは過去2番目に長い下落トレンドとなった。この影響で、週足の相対力指数(RSI)は歴史的に見ても低い水準まで落ち込んでいる。

こうした極端な売られ過ぎ状態は、過去の相場ではしばしば反発局面の前触れとなってきた。

ルンデ氏はレポートで「現在の水準ではリスクとリターンのバランスは上方向に傾いている。現時点でビットコインを売却する説得力のある理由は見当たらない」と述べている。


ETF資金流入が市場を支える

機関投資家の動きにも変化が見られる。

先週、ビットコインETFには2万BTC以上の純流入が確認され、過去5カ月で最大規模となった。地政学的リスクが高まった週末にも資金流入が続いたことは、需要が依然として強いことを示している。

またオンチェーンデータでは、6カ月以上保有されているBTCの供給量が増加している。これは長期保有者の売却圧力が低下している可能性を示唆する動きだ。

現在ビットコインは、歴史的に相場の底値圏と関連することが多い200週移動平均線付近で推移している。


テクニカルでも「反発の条件」

テクニカル面でも興味深い兆候が見られる。

市場アナリストのマット・シンプソン氏は、ビットコインが悪材料の中でも6万ドルのサポートを維持している点に注目している。悪材料が続く中でも価格が崩れない場合、市場は反発に対して脆弱になる可能性があるという。

さらにビットコインは5カ月連続の下落となっており、これは2018年以来の弱いトレンドだ。長期間の下落の後には、少なくとも短期的な反発が起きるケースも多い。


「3月上昇アノマリー」も

季節性のデータも興味深い。過去12年間のデータでは、3月は必ずしも勝率が高い月ではないものの、上昇した年の平均上昇率は約18.8%と比較的大きい。

つまり、市場心理が改善すれば、短期的な反発余地は十分に残されている。


焦点は6万ドルと7万ドル

短期的に市場が注目している水準は明確だ。

6万ドルは重要なサポートラインとなっており、この水準が維持される限り反発の可能性は残る。一方、7万ドルは明確なレジスタンスとして意識されている。

7万ドルを突破すればショートポジションの損切りを巻き込み、上昇が加速する可能性がある。一方、6万ドルを割り込めば、次のターゲットは5万ドル付近まで下がるとの見方もある。

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「底固め」の局面か

K33はまた、機関投資家の保有比率が低下したことで、ビットコインがマクロショックの影響を受けにくくなっているとも指摘する。

こうした状況は、歴史的に長期的な相場の底形成局面で見られることが多い。

市場は依然として不安定だが、現在の価格帯は長期投資家にとって蓄積の機会となる可能性もある。

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ホッホ博士
マネー比較ラボ編集部
金融市場・世界情勢・仮想通貨・FXに関するニュースや解説記事の作成、金融サービスの比較を行っています。
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