ドル円(USD/JPY)は156円台まで円安方向に振れた。足元では、日本政府による為替介入への警戒感から円買いが入る場面もあったが、ドル買い圧力が根強く続いた形だ。
片山さつき財務相は円安の進行に対して「強い緊迫感を持って注視している」と述べ、米国と緊密に連携していると強調した。ただ、具体的な介入措置は示されておらず、市場では実弾介入よりも口先介入にとどまるとの見方も出ている。
一方、2月の東京都区部の消費者物価指数(生鮮食品除く)は前年比1.8%と、前回の2.0%から鈍化。市場予想(1.7%)は上回ったものの、2%を下回ったことで、日本銀行の早期利上げ観測はやや後退している。これは結果的に円を積極的に買う材料にはなりにくい。
米国では1月の生産者物価指数(PPI)の発表を控えており、結果次第ではドルの方向性が強まる可能性がある。インフレ圧力が強ければ、FRBの利下げ観測が後退し、ドル高・円安が加速するシナリオも想定される。
テクニカル分析
ドル円は20日間指数平滑移動平均線(EMA、155.20円付近)を上回って推移しており、短期的にはドル高・円安方向の流れが維持されている。
152円台からの反発以降、安値を切り上げる展開が続いており、下値は徐々に固まりつつある。
上値の目安は2月9日高値の157.66円。その上は159.20~159.45円が視野に入る。下値は155.20円(20日EMA)、次いで154.00円がサポートとなる。
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