FOMC前夜のドル円 パウエル氏発言で159円台へ向かうか?160円への道筋は?

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外国為替市場ではドル円が158円91銭で推移している。3月19日に予定されるFOMCの結果を前に方向感が出にくい状況が続いており、パウエル議長の発言内容が今後の相場を左右する最大の材料として意識されている。

ドル円は158円台後半で膠着

USD/JPYは週間安値近辺で推移しており、FRBと日銀の政策決定を前に強気の動きは限定的となっている。

市場が注目しているのはFRBの政策スタンスだ。今回のFOMCでは政策金利の据え置き(3.50〜3.75%)が確実視されているものの、焦点はパウエル議長の記者会見とドットプロットに移っている。

原油高がインフレ圧力を再燃させる

ドル円の上値を支えているのは、原油高によるインフレ懸念だ。

IEAによれば、3月の世界原油生産は2月比で800万バレル/日減少している。ディーゼル価格は12月比70%高の1ガロン5ドル超に達しており、物流コストの上昇を通じてインフレ圧力が広がりつつある。

こうした状況からFRBが利下げに踏み切りにくい環境が続いており、日米金利差の縮小期待が後退していることが円安を支える構図となっている。

地政学リスクと日銀政策が焦点

INGのFXストラテジスト、フランチェスコ・ペゾーレ氏は最新のレポートで、トランプ大統領がホルムズ海峡の安全確保についてNATOやアジア各国に支援を要請していると指摘している。またオーストラリア準備銀行(RBA)がイラン戦争後に初の利上げを決定(4.10%へ)したことも、各国中銀の政策スタンスに影響を与えつつある。

日銀については3月19日の政策会合の結果次第で急変動のリスクがある。市場では当面の据え置きが大勢だが、植田総裁の発言内容によっては円高圧力が強まる可能性も排除できない。

テクニカル分析:158円台後半が分岐点

FXStreetの分析によると、ドル円は重要なテクニカル水準に差し掛かっている。

主要な水準は以下の通りだ:

  • サポート①:158.00(心理的節目)
  • サポート②:156.37〜156.67(直近のサポートゾーン)
  • レジスタンス①:159.44〜159.88(直近のレジスタンスゾーン)
  • レジスタンス②:160.00(心理的節目・次の主要ターゲット)

今後の焦点はFOMCとパウエル氏発言

市場参加者が最も注目しているのは、3月19日のFOMC後のパウエル氏の記者会見だ。

INGのクリス・ターナー氏によると、パウエル氏がインフレへの警戒を強調する内容であれば米金利の高止まり観測が強まり、ドル買い・円売りの流れが続く可能性がある(出所:ING 2026-03-17)。一方、利下げ再開に前向きな発言が出れば一転してドル安・円高方向に振れるシナリオも想定される。

原油高・インフレ・FRBの政策判断という三重の材料が絡み合う中、当面のドル円は158円台を挟んだ神経質な展開が続きそうだ。

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ホッホ博士
マネー比較ラボ編集部
金融市場・世界情勢・仮想通貨・FXに関するニュースや解説記事の作成、金融サービスの比較を行っています。
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