【ドル円相場】一時152円台後半まで上昇 政治安定受け円買い優勢に 米雇用統計でもドル買いは限定的

外国為替市場で円相場が上昇し、11日は1ドル=152円台後半まで進んだ。円は今週に入り3日続けて買われ、ドルに対して強含みの展開となっている。

円の上値追いは、米ドルの重さと日本の政治環境の安定が背景にある。米国では1月の雇用統計が予想を上回ったものの、ドル買いの勢いは限定的だった。米連邦準備制度理事会(FRB)が当面は慎重な金融政策を維持すると見られる中、ドルの上値余地は限られた。

また、日本では高市早苗首相が総選挙で勝利し、政策運営の安定が意識されたことを受け、円買いが優勢となっている。


テクニカル的にも円高基調が優勢

テクニカル面では、ドル円は主要な日足移動平均線を下回って推移している。相対力指数(RSI)は売り優勢圏にあり、短期的には円高方向への圧力が強い。

下値では、1ドル=152円を明確に割り込む展開となれば、200日移動平均線が位置する約150円台半ばが次の目安となる。さらに円高が進む場合、フィボナッチ・リトレースメントの1.618水準に近い約148円付近までの下押し余地が意識される。

一方、円安方向への戻りでは、フィボナッチの78.6%戻し付近の約153.7円や61.8%戻し付近の約154.8円、100日移動平均線の約154.6円が上値抵抗として意識される。このゾーンを上回ることができなければ、円高基調は続きやすい。


当面の焦点

市場では、150円台半ばの攻防が注目される。円買いが優勢な一方で、主要な米経済指標や金融政策の方向性がドルの下値を支える可能性もある。こうした需給バランスを見極めることが、為替の次の方向性を判断するポイントとなりそうだ。

参考:FXSTREET

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ホッホ博士
マネー比較ラボ編集部
金融市場・世界情勢・仮想通貨・FXに関するニュースや解説記事の作成、金融サービスの比較を行っています。
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