ドル円(USD/JPY)が年初来レジスタンスに突入 今週末の終値が重要に 上抜けか調整入りか?

ドル円(USD/JPY)は月末を控え、テクニカル上の重要なレジスタンス帯に差し掛かっている。現在の攻防は、上昇トレンド再加速か、いったんの調整入りかを左右する分岐点となり得る局面である。

年初来オープン+61.8%戻しの“合流ゾーン”

価格は年初来レンジの61.8%フィボナッチ戻しと、年初来オープン水準(156.64/67)が重なるゾーンをテスト中だ。ここはテクニカル的に強い意味を持つ水準であり、明確な週足終値ベースでの上抜けがなければ、本格的な上昇再開は確認できない。

重要レジスタンスは157.70–158.08。このゾーンは2025年高値週終値、12月高値終値、1月高値週終値が重なるエリアであり、突破すれば2025年スイング高値158.88への再挑戦が視野に入る。

さらにその上では、2024年高値週終値と2024年スイング高値が位置する160.74–161.95が次の大きな技術的焦点となる。


サポート帯:上昇継続の条件

下値の初期サポートは154.79(2026年安値週終値/2月オープン)だ。これを維持する限り、短期的な上昇構造は維持される。

次のサポートは152.69(1月安値終値)になる。

そして重要な分岐点は151.91/98だ。ここは2022年・2023年スイング高値および2025年上昇の38.2%戻しが重なるクリティカルゾーンであり、週足終値での明確な割れは上昇トレンド否定を意味する。

その下では、52週移動平均線(150付近)が意識される。


週足・月足クローズが焦点

現在のポイントは単なる日中のブレイクではなく、週足および月足終値でどこに着地するかだ。

  • 156.67超でのクローズ → 年初来高値方向への再加速シナリオ
  • レジスタンスで失速 → 広いレンジ内での調整・持ち合い継続

テクニカル的には「強気だが、確認待ち」の状態といえる。


イベントリスク:東京CPIと米PPI

今週は東京都区部消費者物価指数(CPIと米生産者物価指数(PPI)の発表を控えている。インフレ指標は日銀・FRBの政策期待に直結するため、月末の薄商いと重なれば、値動きが増幅される可能性がある。

イベント通過後の値位が、来月初動の方向性を示唆する公算が大きい。


結論

ドル円は年初来レジスタンスに正面から挑んでいる。

156.64/67を明確に突破し、157.70–158.08を週足で上抜けることができれば、上昇トレンド再開シナリオが濃厚となる。

一方、ここで失速すれば、より広い構造内での調整局面入りを警戒すべき局面だ。

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ホッホ博士
マネー比較ラボ編集部
金融市場・世界情勢・仮想通貨・FXに関するニュースや解説記事の作成、金融サービスの比較を行っています。
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