【ビットコイン】7万ドル付近で底堅く推移 IEAの原油備蓄放出提案で市場センチメント改善

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ビットコイン(BTC)は3月11日、7万ドル付近で推移している。前日に約2%上昇した後、心理的節目付近で底堅い動きを見せている。

背景には、原油価格の下落や中東情勢への懸念の後退を受け、仮想通貨市場のセンチメントが改善していることがある。デリバティブ市場のデータでも、投資家の強気姿勢が徐々に強まっている兆しが見られる。

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原油価格低下でリスク資産への関心回復

ビットコインは記事執筆時点で7万ドル付近で推移。イーサリアム(ETH)は2000ドル以上、XRPは1.35ドル以上を維持している。

Forex.comの分析によると、最近のビットコイン市場では短期的に買いバイアスが戻りつつある。ビットコインは今週、2営業日連続で上昇し、再び7万ドル台を回復した。

この動きの背景には、中東情勢を巡る市場の不安がやや和らいだことがある。

ここ数週間、原油価格は地政学リスクを背景に急上昇していたが、最近は上昇圧力が緩和している。原油価格の落ち着きは、エネルギーインフレの再加速への懸念を後退させ、市場のリスク資産への関心を回復させる要因となった。

一般的に原油価格が急騰すると、インフレ圧力が高まり金融政策が引き締め方向に傾く可能性がある。その結果、株式や仮想通貨などのリスク資産は売られやすくなる。

逆にエネルギー価格が落ち着くと、インフレ圧力が緩和するとの期待が生まれ、リスク資産への資金流入が起こりやすくなる。今回のビットコインの反発は、こうしたマクロ環境の変化と一致している。

仮想通貨市場では、過去24時間の清算額が約2億4500万ドルにとどまり、市場のボラティリティは比較的落ち着いた状態だ。

デリバティブ市場では強気ポジションが増加

デリバティブ市場の指標でも、強気センチメントの拡大が確認されている。

CoinGlassのデータによると、仮想通貨市場全体のオープン・インタレスト(OI)は、

  • 月曜日:945.7億ドル
  • 水曜日:998.8億ドル

と増加した。

さらに24時間の取引高も、

  • 月曜日:1363.8億ドル
  • 水曜日:2106億ドル

へと急増しており、投資家のリスク選好が強まっていることを示している。

ビットコイン単体でも同様の傾向が見られる。

BTCのオープン・インタレストは

  • 月曜日:430.7億ドル
  • 水曜日:460.6億ドル

に拡大している。

また、ロング・ショート比率は1.04と1を上回り、ロングポジションが優勢となっている。

IEAの原油備蓄放出提案が市場心理を改善

今回のセンチメント改善の背景には、エネルギー市場の動きもある。

中東情勢の緊張によって原油価格が上昇する中、国際エネルギー機関(IEA)は過去最大規模となる原油備蓄の放出を提案した。

ウォール・ストリート・ジャーナルによると、この規模は2022年のロシア・ウクライナ戦争時に放出された1億8200万バレルを上回る可能性があるという。

原油価格は85ドルを下回り、これが市場のリスク回避姿勢をやや和らげた。

ただし、この提案はまだ最終決定ではなく、G7の判断次第では延期される可能性もある。

もし備蓄放出が実施されず、原油価格が再び上昇すれば、市場のリスク回避姿勢が強まり、仮想通貨市場にも下押し圧力がかかる可能性がある。

注目される主要価格水準

Forex.comは、今後のビットコインの動きを判断するうえで、次の価格水準が重要になると指摘している。

73,400ドル(重要レジスタンス)
50期間移動平均線と重なる水準。価格がこの水準を明確に上抜ければ、短期的な買い圧力が強まり、2月以降続いている中立的な相場を脱する可能性がある。

70,000ドル(心理的節目)
心理的に重要な価格帯であり、目先の抵抗水準。ここで価格が明確な方向性を示せなければ、短期的なレンジ相場が続く可能性がある。

63,900ドル(主要サポート)
直近安値に近い重要な下値支持線。この水準を割り込めば、より大きな下落トレンドが再び優勢になる可能性がある。

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ホッホ博士
マネー比較ラボ編集部
金融市場・世界情勢・仮想通貨・FXに関するニュースや解説記事の作成、金融サービスの比較を行っています。
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